精子の質(DNA損傷と不妊)

 イギリスのクイーンズ大学の研究では、
精子にDNA損傷があると、
体外受精や顕微授精の結果は悪くなるそうです。

 というか、
そんなの当たり前ですよね?
ただ現在の不妊治療では、
やはり女性の治療が中心で、
精子に関しては運動率や奇形率、
数や濃度が目安になります。

 でもそうしたものでは分からない、
精子の質的な問題がかなり重要だということです。

 DNAの損傷を起こさないようにするには、

1.抗酸化食品やサプリの摂取
2.禁煙
3.ストレス管理
4.過激な運動をしない
5.頻繁に射精する

などがあります。
1〜5に気を配ると、
DNAの損傷が少ない精子が作られる為、
実行出来るものから行いましょう。

 男性が原因の不妊は、
潜在的なものも含めるとかなりの数が見込まれます。
もしやという人は、
早めに対策を取りましょう。

 1と3に関しては、
当院でも対処が可能ですので、
気になる人はご夫婦でご来院下さい。