妊娠中の出血

妊娠初期などは特に、
少量の出血が見られることがあります。
流産の前兆として見られることもありますが、
小量ならばあまりにも気にし過ぎない方が良いでしょう。
但し着床出血なども含め、
出血自体は良い兆候ではありませんので、
一定の注意は必要です。
掛かり付けの産科医などへの相談は必須ですし、
場合により投薬などもなされますが、
基本は安静です。
皆さんのイメージする安静とは、
少し大人しい生活程度かもしれませんが,
本当は大袈裟目が理想です。
一昔前の人や男性の中には、
妊娠は病気ではないからという人もいますが、
それは妊娠自体を余り理解していない人です。
基本的に安静と言われたら、
絶対安静としている方が、
後で後悔することは少ない筈です。
安定すれば積極的に運動をすれば良い話で、
出血や切迫の対処で安静に勝る良薬はありません。
私自身も家内が安静を言い渡された時期には、
食事とトイレ以外は家内には殆ど寝て貰っていました。
早産予防の際も同様で、
寝る以外に特効薬はありません。
張り止めよりも何よりも、
まずは安静です。
世の男性諸君や姑、小姑も含め、
よく知っておくべきことです。