離乳食

無事に出産された方も、
その後の子育てでは悩むことが多いでしょう。
未だ機会に恵まれない方も、
今後のために少し御勉強して下さい。
そもそも離乳食は、
月齢で進めるべきではありません。
では何を基準にして進めるのか?
ずばり消化機能の発達に応じて進めるのです。
消化機能が未熟なまま離乳食を進めると、
子どもは簡単に食物アレルギーになってしまいます。
育児書や保健センターの育児指導などでは、
ここ数年は記述がコロコロ変わっています。
私の長男が出来た頃と、
今の次女が出来た10年強でもかなり違います。
でもそんなことは10年前から分かっていたことでした。
では具体的に離乳食に関して書いていきましょう。
離乳食を、
消化機能の発達を見ながら進めることは先に書きましたが、
では何を見て消化機能の発達を見るのでしょう。
ズバリ!「歯の生え方です」
消化の第一段階である、
咀嚼をするために重要な歯の生え方が、
消化機能の発達と相関しているのです。
よだれを目安にする人もいますが、
よだれは準備段階程度だと思います。
私の子どもを観察していても、
歯の生え方は4ヶ月〜8ヶ月とかなりの差があります。
また便の状態を見ていても、
かなりの個人差があり、
消化器の強さが違うことも分かります。
我が子の場合で見ても、
大体8〜10ヶ月程度から離乳食を始めています。
但しこれは完全母乳であれば、
多少早めに始める必要があるかもしれません。
ミルクや混合の場合には、
我が家と同じでも全く問題ありません。
離乳食を早くして食物アレルギーを出してしまうと、
その後の食事はかなり神経質なものになります。
姑などは早く離乳食を薦める傾向がありますが、
それはただ単に可愛い姿を見たいだけであり、
子どもの健やかな成長を望むなら、
遅めの離乳食をお勧めします。
また遅めに離乳食を与えると、
待ちに待った食事ということで、
かなり食い付きが良くなります。
早くにいったん離乳食を始めていても、
飲みが悪い場合には、
またミルクに戻すと良いでしょう。
お蔭様でというか、
我が子たちは離乳食を非常によく食べましたし、
偏食も殆どありませんでした。
これからという人は、
是非覚えておいて下さい。