病院選び2

今までコラム風の中でしていた、
妊娠に関する報告についてもこちらでしたいと思います。
現在10週になる方がいらっしゃいますが、
この方から昨日メールを頂いて、
双子であることが分かったとのことです。
勿論多胎妊娠はリスクを伴いますが、
待ちに待った妊娠で双子ということで、
手放しに喜んでいらっしゃいました。
無事にご出産されることをお祈りしますし、
こちらでも出産までのサポートを全力で行います。

さて話は変わって、
今回は病院の選び方についてです。
以前にも書きましたが、
もう少し分かりやすく書いてみましょう。
最初のステップとして、
専門病院での検査に関しては、
ものすごく大きな差は出ないでしょうから、
自分の条件に合った病院とは、
どういった病院なのかです。
年齢が比較的若く、
機能性の不妊であれば、
前にも紹介したような高コスト高確率型の、
いわゆるセレブ病院でも良いでしょう。
こう言う所は比較的多いホルモン誘発剤を使いますので、
一発勝負型です。
しっくりと腰を据えた治療には向きません。
また費用も恐ろしくかかります。
ある程度年齢も高齢で、
治療年数も掛かった方は、
腰を据えて行う高バランス型をお勧めします。
京阪神では2件ほど思い浮かびますが、
交通の便さえ良ければこれらの病院は、
相談をしながら高度医療が受けられます。
自然周期に拘りがあり、
腰を据えて行うにも京阪神で2件ほどあります。
但し自分の意見をはっきり持たなければ、
同じような治療でだらだらと治療を受けることになります。
AIH(人工授精)までの治療なら、
病院間でそう大差はありませんので、
費用と交通の便で選んでも良いでしょう。
タイミング療法から、
ステップアップで顕微授精まで視野にある人は、
最初から高バランス型を選んだ方が良いと思います。
また一番お勧めしないのは、
一般の婦人科で長々かかることです。
これは個人的には、
非常に勿体無い時間の使い方です。