高齢での妊娠に向けて

今日は高齢での妊娠・出産についてです。
以前は35才以上での出産を高齢出産としていましたが、
現在は35才というと高齢というイメージはありませんね。
うちの家内も最後の出産が36才でしたので、
高齢出産ですが特に意識はしませんでした。
高齢での妊娠時には、
早・流産を始め様々なリスクを伴うとされますが、
これはある程度身体の状態次第であると思います。
勿論同じ状態であれば、
若いに超したことはないでしょうが。
また一定の年齢以上で出産を志す場合、
単なるホルモン剤投与などによる不妊治療では、
なかなか成果が挙がりません。
まずは身体作りとなるのですが、
このときに特に重要なのは、
1.栄養状態
2.新陳代謝
3.精神的ストレスの管理
などです。
1に関しては、
当院でも栄養(食事)指導と共に、
栄養補助サプリメントなどもお薦めします。
2、3に関しては、
適度な運動と共に、
鍼灸治療を行います。
また治療の合間の様々なお話も、
ストレス解消には効果があるようです。
なかなかIVFとか、
受精卵とか、
着床なんて話は他では出来ませんし。
たまにはご夫婦間での話し合いを、
よりスムーズに行うためにご助力します。
お互いに治療歴が長くなったり、
年齢的に性の話がし難くなったりもしますから、
その橋渡しをするんです。
様々な働きかけをすることで、
より安全に楽しく妊娠・出産が迎えられます。