身体のこと

 毎度の話ではありますが、
身体作りは大事だなぁと思う話です。
最近来院された方の中には、
男女問わず比較的若い人もいらっしゃいます。

 普通ならば、
まだまだ不妊治療なんてという年齢に見えますが、
来院されるからにはそれなりの理由というか、
それなりの状態という人が多いのです。
これは不妊に限ったことではありません。

 先日来院した眼科疾患の女性も、
かなり若い女性でしたが、
その生活を聞いていると、

「そりゃ身体もおかしくなるわ...。」

というものでした。

 この女性は、
ここ数年殆どまともな食事を摂ることもなく、
以前行ったダイエットの影響からか月経も不順気味。
ここ最近の食事はアイスキャンデー。
しかも一日に5本も...。
夜もあまり寝ずに飲みに行ったり、
とどめに転職して就いたのが出版社の編集。
その状態で長時間眼を酷使させたのですから、
眼の病気になるのは必然でしょう。
もし眼の病気にならなくとも、
もっと重大な病気になっていたでしょう。

 また本日来院の方は不妊治療でしたが、
未だにタバコが止められない。
その理由が友達も吸っていて出来ていたし、
最近大分減らしたから...。

「でもねぇ身体に出る影響は人によるし、
それはタバコを100歳まで吸う人もいれば、
若くして癌になる人もいますよ。」

「子どもに対する責任をどう考えて、
将来のことをどう考えてあげるか。」

「少しでも可能性の高い方法を取る方が良いでしょ?」

とお話しして、
止める約束をしてもらいました。

 基本的な身体のことを知らず、
全てを不妊治療の高度医療を行う病院に丸投げすると、
とんでもないことになることは目に見えています。
何でも丸投げにせず、
自分の身体を知って、
自分で身体作りや治療の選択をすることが大事です。

 それをせずに高度医療を受けることは、
かなりリスクのあることです。
良いからだとは何か?
どういう状態かを知りましょう。