高度医療受けますか?

 現在HPをご覧の方の中にも、
体外受精や顕微受精などを受けるべきかどうか、
お悩み中の方もいらっしゃるでしょう。
私は個人的にはですが、
体外受精でしか明らかに無理な人以外は、
時間的に少しでも早い方がいい人で、
尚かつ金銭的にも問題ない方が対象だろうと思います。

 勿論金銭的に苦しくても、
他のものを切りつめてでも高度医療を行う人は多いでしょうが、
その場合には病院の選択を誤ってはいけません。
また電車の中吊り広告だけを情報源にしてはいけません。

 病院に行って検査が進むと、
なかなか断りづらくなってしまい、
治療に納得しないまま治療が進み、
後で高額な治療費の請求が来てしまうとかなり悲劇です。

 勿論それでも上手くいけばまだ救いはありますが、
高度医療の成功率は様々な条件もありますが、
そう高いものではありません。
また先ほど書いた治療費も、
追加の検査や投薬でとんでもない高額になることも少なくありません。

 特に大阪では二つの病院が飛び抜けて高額で、
一回の体外(顕微)受精で70〜90万円は平気でかかります。
それにOHSSにでもなれば、
更なる入院費が...。

 そこで失敗しないための高度医療を受ける心得を。

1.病院の選択はかなり慎重に
  近いという理由で選ぶほどバカなことはありません。

2.治療費はかなりの余裕を持って
  最近の病院ではカード払いが多いので、
  後で請求額を知って愕然とするかも。

3.説明会には必ず参加しましょう
  全部ではありませんが、
  説明会では担当医師や病院長の人柄が表れます。
  相性や商売気なども垣間見えます。

4.出来れば体験談は成功例だけを見ない
  成功例は参考になりそうですが、
  案外失敗例の方が参考になります。
  失敗の後にどういったフォローや、
  計画の変更がなされたのだろう?
  単純なマニュアル通りの治療ではないか等。

 個人的には年齢が35歳までなら、
1〜2年掛けてでも身体作りから始めるのが良いのでは?
それ以降はかなり個人差がありますが、
やはり高度医療の前に体調作りが先決で、
案外妊娠への近道になったりします。