東尾理子さんのブログについて

 先日、妊娠中の東尾理子さんがブログの中で、
お腹の中の子どもがダウン症の可能性があること、
更に羊水検査は受けないことについて書いていました。

 一定の年齢以上で不妊治療を受ける方には、
この問題は避けて通れないことです。
女性の年齢と共に、
ダウン症の子供が生まれてくる確率は高くなるからです。

 今回のこのブログを読まれて、
読者の方々は非常に複雑な思いを持ったのではないでしょうか?
芸能界でも、
自身がダウン症の子どもを持つ松野明美さんなどは、
かなり批判的な見解でした。

 一般的には松野さんのように、
ダウン症の子どもを持つことに戸惑いを感じたり、
苦痛を感じる人が大半で、
時間と共に母性がそれを上回り、
受容出来るようになるのが一般的でしょう。

 それを妊娠前から覚悟が出来ていますと言われてしまえば、
大いに苦しんだ松野さんは複雑な思いを持つことは仕方ありません。

 今回の理子さんのブログを見て、
様々な意見を言う人がいるでしょうが、
理子さんは以前から検査や治療の結果をかなり明確に、
そのままの状態でアップしていましたので、
以前からブログを見ている人は当たり前に受け止めているでしょう。

 ただニュースなどで今回の記事だけを見た人からは、
批判的な意見が多くなるんでしょうね。

 理子さんは、
多くの人に治療に挑むエネルギーを与え、
現実を教えていることは確かですし、
これからもブレることなく進み続けることでしょう。
どちらにしても貴重な存在であることは確かです。