抗酸化

活性酸素
が身体に悪いことを知っている人は多いですがよね?
この活性酸素を体内で減らすのが、
いわゆる抗酸化作用のある食品です。
有名なものには、
ビタミン類があります。
また色素系のベータカロチンや、
カテキンなどもあります。
これらは植物に含まれるため、
野菜や果物を食べることで補われますが、
大量に発生する活性酸素を防ぐには、
ある程度のサプリなども利用した方が効率は良さそうです。
酸化が進む(活性酸素が増える)と、
精子の質が劣化したり、
卵の質も劣化するようです。
当然、
不妊治療の成功率は下がります。
今日のニュースでも、
地中海料理の傾向がある食事では、
体外受精や顕微授精の確率が上昇するとありました。
ただ記事の内容は間違いも多かったです。
地中海料理の特徴と言えば、
魚介類と野菜を多く摂り、
何と言ってもオリーブオイルが特徴ですよね。
オリーブオイルは、
植物性油には珍しく、
脂肪酸のバランスが良いのです。
これは植物性油が良いのではなく、
あくまでもオリーブオイルや亜麻仁油などが特別なんです。
それを知らずに、
動物性油が悪者で植物性が良者とすると、
身体は大変なことになります。
特に以前大流行したリノール酸などは、
炎症物質に変わりやすいため、
子宮内膜症や筋腫がある方、
アレルギー疾患を持っている人などには、
摂ってはならない油です。
また酸化もしやすいため、
余計に抗酸化食品を摂らなくてはいけなくなります。
間違ったイメージで食事をすると、
後でとんでもないことになります。

※追伸  
先日から一部患者さんにお送りしているアンケートですが、
少しずつ集まってきました。
また集まり次第、
HPで閲覧出来るようにしたいと思っています。